「クラウドソーシングサイトに登録したはいいけどどうやって案件を取ればいいの?」
「何回も送ってるけど全然採用されないよ」
こういった悩みをお持ちの初心者webライターの方は多いでしょう。
今回は私が実際に案件を獲得できたプロフィールや提案文の紹介と解説をしつつ、初心者の方でも案件を獲得できる方法について書いていきます。
今案件の獲得で悩んでいるwebライターの方は是非参考にしてくださいね。
おすすめのクラウドソーシングサイト2選
クラウドソーシングサイトは何を登録しましたか?
webライターが使用できるクラウドソーシングサイトはたくさんあります。
もちろん登録している数が多いほど案件も多く受注できる確率が物理的に上がることは間違いないですが、ただ闇雲に登録しているサービスの数だけ増やしても効率がよくありません。
案件の管理や出金の手数料も増えますし、提案の数もクラウドソーシングサイトの登録数だけ倍になっていき手が回りません。
今回は私が使ってきた多くのクラウドソーシングサイトの中で、実際に中上級者の方も使っておられるサイトで、初心者の方に特におすすめしたいサイトを2つ紹介いたします。
①業界最大級規模:クラウドワークス
まず紹介したいのはクラウドソーシングを探す際に必ず1回は見るであろう「クラウドワークス」です。
クラウドワークスは日本最大級のクラウドソーシングサイトで、会員数は300万人を超えています。
案件数も種類も豊富でwebライティングのみならず
- 動画編集
- webデザイン
- プログラミング
など現在フリーとして活動していこうと思うなら絶対に登録しておきたいサービスの1つです。
メッセージのやりとりなども簡単に行えるのと、画面がとても見やすく使いやすいのがおすすめしたポイントです。
初心者の場合いろいろ勉強しなくてはいけないことも多いと思います。(書き方やプロフィールの作成)
他に考えなくてはいけないことが多い時に、画面が見にくかったり使いづらいと、使用方法も調べなくてはならず慣れるまで大変です。
その点、クラウドワークスは直感で使えるのでストレスフリーで作業を行うことができます。
②老舗のクラウドソーシングサイト:ランサーズ
「ランサーズ」はクラウドワークスと双璧をなすクラウドソーシングサイトで、設立はクラウドワークスよりも古いです。
昔からあるだけあって、安定した案件の供給や専門性のある記事執筆依頼など、より高単価に仕事が取れるような仕組みがなされています。
トップページの使い勝手は私個人的にはマッチしなかったのですが、私の知り合いのフリーランスはよく使っている人が多いですね。
使い勝手には個人差があると思いますし、案件もいいものがそろっているのでぜひクラウドワークスと一緒に登録しておいて欲しいサイトです。
案件受注率を上げるためには
では実際にクラウドソーシングで仕事を受注する際にどういったことをしたらいいのか、深く掘り下げていきましょう。
基本的に以下で紹介する5点を抑えておけば受注率は自ずと上がってきます。
今回は「クラウドワークス」を基準に考えていきますが、ランサーズも変わらず一緒ですのでぜひ参考にしてください。
①プロフィールの充実
まずプロフィールの充実度が少ない人が多いです。
「そんなに見られてないんじゃないの?」と思うかもしれません。
ですがプロフィールを作り込んでいると、クライアントの方から「スカウト」という形で記事の依頼が来ることもあります。
またプロフィール画像や、本人確認、機密保持確認などを設定していないとクライアントからの「こいつは信頼に足るライターじゃない」という足切りに合います。
そもそも土俵にすらたてないという事態におちいってしまうので、きちんと設定しておきましょう。
②提案文の作り込み
提案文の作り込みが甘い人も本当にたくさんいます。
実際私も発注者側に回ったことがあるんですが、3行程度の提案文や「お願いします」の1行だけ、テンプレの使い回しなど、いい加減な人だらけです。
提案文がいい加減だと採用する側も「この程度の記事しか書けないやつなんだな」と感じてしまい提案が通りません。
文字単価0.1円などを狙うなら気にしないでいいですが、1円、2円と自分の価値を高めていきたいなら提案文は作り込みましょう。
web上で簡単に送れるから意識があまりいきませんが、発注者の方に自分を売り込む唯一の場所が提案文なんです。
その点を考えなければ案件を取ることはできません。
③実績(強み)の提示
初心者の方にありがちなのが「実績なんてありません」という人。
確かに記事を書いたことが過去にあるなら、それを実績として送ることはできますし、その記事の質が良ければ提案は通ります。
ですが初めてwebライターになりましたの人など今まで記事を書いたことがない人はどうしたらいいのでしょうか?
答えは「今までの経験を実績(強み)として提出する」です。
確かに成果物としての実績はないかもしれませんが、今まであなたが歩んできた経験は確実にあなただけの強みになります。
以下に私が駆け出しの頃に提案していた強み、私の友人が提案していた強みをいくつか紹介しますね。
- 年間キャンプを10回行く
- リゾートバイトの経験がある
- 経営コンサルタントの仕事をしていた
- 転職を経験したことがある
- 毎年フェスには必ず行く
など「そんなのでいいの?」というものばかりですね。
ただこんなのでいいのです。
逆に「よろしくお願いします」だけの人たちと
「毎年必ずフェスに参加しており、洋楽邦楽問わず音楽が大好きです!アーティストにも詳しく、自分の好きなことを記事にしたいです!」
どっちが受かりそうですか?
聞くまでもないですよね。
私が初心者のころ先輩に言われていたのは「初心者は熱意を武器にしろ」という言葉。
どれだけこの記事に対して真摯に取り組めるか、どれほどの熱意を持って仕事に取り組めるかを提案していくのです。
確かにジャンルによっては経験の無いものが多いかもしれません。
ですがまずは自分の経験や好きなものを照らし合わせて案件を探し、実績を積むというのが1番の近道になると考えています。
④案件探し
案件の探し方は合っていますか?
そのまま提案を繰り返している人、ちょっと危険かもしれません。
コツは「新着案件」で探すことです。
時間が経つとクラウドソーシングの使用上どんどん応募者の数が膨れ上がります。そしてどんどん競争率が上がっていくのです。
なにも設定しないままだと人気のある案件などが上にきてしまうので、設定で新着順にし、提案をしましょう。
⑤提案数
そもそも提案数が少ない人がいます。
知り合いは1日に5件のようでしたが、私は1日20件を応募していました。確実に私のほうが仕事が貰えそうな気がしますよね。
初心者のうちは手を動かさなくてはいけません。
確かに提案は大変です。ただ提案が通る確率が低いぶん数を打ち少しでも案件を獲得できる確率を上げるのです。
プロフィールの整え方
では実際にプロフィールを整えていきます。順番に解説していますので、このまま一緒に進めて行きましょう。
①プロフィールを埋める
まずはプロフィール欄を埋めてください。
初期設定になってる方は急いで
- 自己紹介
- 強み
- 経歴
- あれば資格やスキル
などをなるべく充実させましょう。
ただ無駄に長い文はだめです。依頼者側も長い文章だと読むのも大変ですし、大事なことが伝わりづらいです。
あくまでも必要な事柄だけを書いていってください。
最低限「私はこういう者で、こういったことができます」ということが相手に伝わるように書きましょう。
②初心者を押し出さない
プロフィール文の話の続きにはなりますが「初心者ですががんばります!」はいりません。
クライアントからしたら「初心者」というステータスはなににもなりません。ただ自分の価値を下げているだけなので書くことは止めておきましょう。
③認証を済ませる
電話番号、本人確認、機密保持確認などしなければいけない認証がいくつかあります。
仕事をする上で契約を交わすことは当たり前ですし、身分のわからない人とは誰も仕事をしたくはありません。
登録した段階で全ての認証を終わらせておきましょう。
④プロフィール画像と名前
プロフィール画像は必ず必要です。
プロフィール画像を設定していない人もいますが、信頼性を高めるという意味でも設定したほうがいいでしょう。
あとは名前も本名、もしくはきちんと読みやすいニックネームなどにしてあげると、より信頼性が増します。
文字単価1円以上は企業との案件が多いです。
仮に個人の人との契約では気にしない人がいるかも知れませんが、絶対に高単価を取っていくなら名前と画像は大事になります。
プロワーカーを見ていただけたらわかると思いますが「この人になら仕事を任せられる!」となるでしょう?そういうことです。
案件の探し方
では具体的な案件の探し方を確認していきます。
初心者の方のために本当に1から解説していきますね。
①ライティング案件にチェック
まずもちろんですがライティング案件にチェックを入れます。
案件にチェックをいれていない状態だと、動画編集などの案件も流れてきますので、得意分野以外の案件を探しづらいです。
②プロジェクトにチェック
依頼形式はプロジェクト以外はしないようにしてください。
プロジェクト以外は価格割れしており、完全に労働と報酬の釣り合いがとれません。プロジェクトでは「固定報酬制・時間単価制」どちらにもチェックをいれてください。
③文字単価、文字数にチェック
いろいろ試行錯誤を重ねましたが、設定するのはこの2つでいいでしょう。
文字単価は1円以上、ただ心配な方は0.5円でも大丈夫です。文字数は3,000文字以上を目安に調べてみてください。
④新着にする
そしたら並べ替えを新着にしてください。その後はただ提案を繰り返していくだけです。
なるべく朝昼夜と、常に案件の事を考えておいてください。
提案文の書き方
では提案する時に最も大切な提案文の書き方を解説します。
提案文1つで案件の受注率が大きく変わるので、なるべく私のを参考にしてください。
①まず相手の名前を書く
基本的なことだけど大切。
〇〇御社や〇〇様を付けて提案文は送るようにしましょう。
②その案件との相性の良さを語る
上で紹介した「強み」に関わってくるところです。自分がこの案件とどれだけ相性がいいかをアピールしましょう。
例としては
- 当方自身〇〇がとても好きで〜
- 〜以上のことから本案件と非常に相性が良いのではないかと感じ今回応募させて頂きました。
のように書きます。
③プロフィールを記載する
実際ここは賛否両論あるところではありますが、私は書いてます。
書いて受かってるから私は書き続けますが、あまり長い提案文は好まれないから書かない!という人もいますね。
プロフィール内容は
- 氏名/年齢
- 実績
- 経歴
- 得意ジャンル
- 稼働状況
- 連絡について
の6項目を記載しています。
稼働状況と連絡方法・時間などは最低限記載しておきましょう。
④クライアントの指定項目も書く
私は提案文のフォーマットをテンプレにして毎回使っています。
氏名や経歴は都度変わるものではないですからね。
ただクライアントが書く内容を指定してくるときもあると思います。
そんな時は
■〇〇様指定内容
という欄を作って記載するようにしましょう。
なるべく上の方に書いて「あなたの募集文にはきちんと目を通していますよ」というのをきちんとアピールするのが大事です。
クラウドソーシングを使う上で覚えておきたいこと
クラウドワークスなどのクラウドソーシング系のサイトを使う上で知っておきたいのが
- 手数料を取られること
- 評価をつけられること
の2点です。
実際手数料は20%とかなり高いです。
それもあって思ってたのとだいぶ収益が違う、ということになることがあるでしょう。きちんと手数料を引いた額を確認するようにしてください。
またクラウドソーシングでは評価が付きます。
評価を甘く見ていい加減な記事を書いたり、連絡を返さなかったりしたら低評価がたくさん付き今後の活動に大きな悪影響を及ぼすでしょう。
それではいくらいい提案文を書いても落とされてしまいます。クライアントとはいい関係を築きながら仕事をしましょうね。
まとめ
今回は初心者がクラウドソーシングで案件を獲得するコツの紹介でしたね。
1番大事なのは提案文の質、そして自分の強みをきちんと出すこと。
1回1回の提案の質を上げてどんどん案件を獲得していきましょう!
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