「私でもハンドメイド作品を作ったら売れるのかしら」
「暇な時間を副業に使って収入を得たい!」
こう考えてる主婦の方は多いのではないでしょうか?確かにプラスの収入があったら嬉しいし、副業という働き方が最近流行ってきているので気になりますよね。
今回はそんな主婦の方に人気のハンドメイド作品の販売という副業について詳しく紹介いたします。主婦は専業が家事と考え、他の仕事は副業という形で話をすすめていきますね。
主婦がハンドメイド作品を売って収入を得ることは可能です
まず結論からですが、主婦がハンドメイド作品を売って収入を得ることは可能です。
現在ハンドメイド作品を売るためのアプリなどもたくさん登場しており、現にアプリを使い稼いでいる人もいます。
ハンドメイド作品の作成は100均にある材料だけを使って作ることもできるので、始めるまでのハードルが低く主婦の方が空き時間を使って始める副業として有名です。
収入が得られる理由
なぜハンドメイド作品でも稼ぐことができるのかというと、少し専門的な話になるのですが現在商品に対するレビューを偽装したり、ステルスマーケティングと言って本当にいい商品では無いのに有名な人が広告費欲しさにおすすめしていたりと、商品に対する信頼が少なくなってきています。
そんな時に大事になってくるのが「個人への信頼」です。
ハンドメイドとは本当にその人が作ったものであり、その人が責任を負うため本当にいいものを作ります。
またその人の人柄1つで売れ行きが左右されるので基本的にいい人が売れていきます。
つまり大きな企業の商品が信じられなくなっている今、個人で稼ぐにはチャンスだと言うことです。
ただ趣味で始めるのにはいいのですが、やはりしっかりとした収入をハンドメイド作品の販売で稼ごうと思うとかなり大変です。
自分の作品のクオリティや集客などにも力を入れなくてはいけません。
また始めるまでのハードルが低いため多くの人が始めています。
そのため似たような作品が多くなり、キツイ言い方になりますが誰でも作れるような作品では売るのが難しいという現状です。
ただ実際にハンドメイド作品の販売という副業で稼いでいる人もいますし、絶対に無理というわけではありません。
次の項ではハンドメイド作品の販売で収入を得るために必要なことを紹介していきます。
なぜ主婦におすすめなのか
やはり副業というのは自分の空いてる時間を有効活用したいと感じて始める人が多いです。
そのため日中に時間があったり、わざわざ材料を買いに行かないでも普段の買い出しで行うことができたりと主婦の方だと時間をかなり有効的に使うことができるからです。
あとはシンプルに家計を握っているため収入があと1万でも増えたらこれができる!と燃える人が多いというのもありますね。
また主婦が家事をこなしていく中でこういうのあったらいいなというのを商品にするとめちゃくちゃ売れるという理由もあります。
ハンドメイド作品の販売で収入を得るために必要なこと
ハンドメイド作品の販売は作れば売れるという簡単な世界ではありません。
どういったプロセスを踏めば売れるのでしょうか。
売れている物をリサーチする
まずはどんな作品が売れているのかチェックをしましょう。
今どんな作品がトレンドなのか、季節を問わず売れているものは何か。
自分が作ったものがどれだけ丁寧に作り込まれていても、見向きもされない作品だったら誰も買いませんよね。
ハンドメイド作品の良さはひとえに「この世に1つしか無い」という希少性です。
なので服や財布などこだわりが強い作品はハンドメイド作品も売れやすそうですね。
作品を作る
では作品を作りましょう。
当たり前ですがどれだけいい案があっても形にならなければ売れません。
まずは手を動かし作品を作りましょう。
初めてはなかなか上手に作れなくてイライラする事もあるかもしれません。
ですが数をこなしていくうちにレベルは上がっていくので、そこで諦めずに続けてください。
単価は高めにする
これはかなり大事な事です。
確かに初めて出す商品をいきなり高めの値段にしても売れないかもしれません。
ですが2つ目、3つ目くらいに出す商品の金額を相場よりやや高めに設定するのです。
人間は1番高い値段の作品を基準にそのブランドを見ます。
よく服の買い物で見た目そんなに高そうじゃないのにたかい服を見たら「良い生地使ってるんだなぁ」と思いませんか?
そういった「高い=いいもの」という心理を利用しましょう。
また高い値段の作品をいれることで生まれるメリットは他にもあり、「フレーミング効果」という原理で売上全体が上昇します。
フレーミング効果とは、つまり弱気に500円や300円のものばかりを売っていると300円のものしか売れないが、そこに1000円の商品をいれると500円の商品が売れていくという行動経済学の理論の1つです。
少し専門的すぎて難しいかもしれませんが、副業と言えどビジネス。こういう事を知っていくと稼ぎやすくなっていますよ。
目に触れる回数を増やす
売れるためには知ってもらう必要があります。
誰も知らない商品は買えません。
考えれば当たり前のことですが、気づいてない人が多いですね。
具体的にはどういう方法かと言うと、同じ商品を何度も出品して新着に表示されるようにしたり、いくつものアプリで出品することで露出回数を増やしたりするのが王道のやり方でしょう。
あと本気でやっていくには最近ではSNSとの連携が大事です。
自分のアカウントを作って運用していくことで宣伝にも繋がり、買ってくれた人ともコミュニケーションを取ることができます。
ファンになってもらう
これは先程のSNSの話になるんですが、商品を売っていく上で大事になっていくのが「お客様をファン化させる」という方法です。
SNSアカウントを作り宣伝やコミュニケーションを取っていると、その人のことをよく知ることで「今度もこの人から買いたい!」となります。
商品販売ではこういったリピーターを増やすことが重要になってくるんですが、特にハンドメイド作品はその人から買いたいと思わせることが重要になってくるので、よりファンになってもらうのが大事です。
ファン化させる方法としては他にも梱包をとても丁寧にしたり、商品の発送前後のコミュニケーションを密に取ることで購入者の不安を取り除いてあげたりといろいろあります。
種類を統一する
「この商品を買うならこの店だ!」というのを決めている人もいるのではないでしょうか?
僕も趣味のキャンプでナイフを買うならここ、ランタンはここと決めています。
それはなぜか。その商品を作り続けているから技術も安心感もありクオリティが他のお店よりも数段高いからですよね。
つまり私達がハンドメイドで出品していくときも自分が出す商品を統一することで
「あの商品を買うならこの人のところから買いたいな」
「他にはないクオリティのものを作ってくれるよね」
というその商品の専門家になれます。
同じ商品を作ることで技術も上がり、また生産スピードも早まるので時間にもより余裕ができるのもメリットです。
ハンドメイド作品の種類
ハンドメイド作品の種類についてもおさらいしておきましょう。
実際にじぶんが作れそうな物があればさっそく材料を確認しておくのもいいですね。
- 衣類品
ハンドメイドでお金を稼いでいる人の多くが売っている定番アイテム。
1000円代から高いものだと数万円を超える作品もある。
- アクセサリー
比較的作りやすい。
あまり高いものではなく、可愛いものなどが売れやすい傾向にある
- ぬいぐるみ
器用な人におすすめ。
動物などは人気。
- スマホケース
こちらもハンドメイド作品の中では定番アイテム。
iPhoneやandroidなど様々な端末に対応できる物もあります。
- アロマキャンドル
アロマキャンドルもハンドメイドで作って売っている人がいます。
50時間以上燃焼する商品が人気です。
- 財布
革作品を使ったものはかなり人気も高く、経年変化などが楽しめるものだと普通に高値で売れる。
ただ気軽に作れるものではない。
- かばん
かばんも作っている人がいるが、なかなか時間もかかるしそれこそ副業感覚では難しくなってくるでしょう。
多くの作品がありますが、まずは気軽に作れるものから初めてみるといいと思います。
ハンドメイド作品の最初の一歩
ハンドメイドの種類はわかったけど今までこういったものを作ってこなかった人や、不器用だから自信がない!という人はまず何から始めたらいいのでしょうか。
僕がおすすめしているのは「ハンドメイドキットを買う」です。
ハンドメイドキットとは「まずは1つ作ってみたい、自分に合う趣味かわからない」という人たちのためにあるもので、キットの中に作品を作成するために必要な材料が全て入っており、またそれも少ない値段で購入することができます。
説明書なども一緒に入っているので、完全初心者の方でもこうやって作っていくのかという過程がわかると思います。
100均やベルメゾンなどいろんなところが売り出しているので初めてで何もわからない!という方はここから始めてみるのがいいでしょう。
ハンドメイドキットを買うならベルメゾン手作りキット
ハンドメイド作品が売れるおすすめのアプリ3選
続いて実際にハンドメイド作品を作ってから売っていくうえで大事な、販売用アプリを紹介していきます。
今回紹介するのは国内で特に人気のある3種類ですので、取り敢えず全部登録しておくのがいいと思います。
minnne
ハンドメイド作品を売ろうと考えたときにまず思い浮かぶのはこの「minne」ではないでしょうか。
「minne」はハンドメイド作品の出品数や購入数がとても多く、ハンドメイドに特化した販売アプリで、オンラインだけでなくイベントもたくさん開催しています。
現在は登録作品数も1000万点を超えており、強豪は多いがとても勢いのあるアプリの1つですね。
minnne | |
登録者数 | 58万人 |
作品数 | 1050万点 |
手数料 | 10%(税抜) |
売れやすさ | ◯ |
creema
「minne」には劣りますが、現在400万点ほど出店されているハンドメイド専門の販売ショップです。
ニュアンスでいうとざっくり本格派は「creema」ゆるく始めたい人は「minne」といった感じでしょうか。
「creema」は本格的に活動している人が多いため一つひとつのクオリティも高く、また単価も高めです。
露出をあげるために出品してもいいですが、まだ自分の作品に自信が持てないときや初めて出品する場合などは「minne」や「メルカリ」で十分かと思います。
creema | |
登録者数 | 16万人 |
作品数 | 850万点 |
手数料 | 8%〜12%(税抜) |
売れやすさ | △ |
メルカリ
メルカリはハンドメイド作品を売る専用のアプリではありませんが、意外とハンドメイド作品を販売している人は多数いますね。
メルカリを利用するメリットは全体的な利用者が多いというのと、「minne」や「creema」のようにハンドメイドに興味のない人にもアプローチすることができるという点です。
「minne」や「creema」はハンドメイ作品の購入を目的とした人にしかアプローチできないためどうしても露出の面では少なくなってしまいますからね。
あとは利用方法がわかりやすいというのもいいですね。
メルカリ | |
登録者数 | 2,216万人 |
作品数 | 不明 |
手数料 | 10%(税抜) |
売れやすさ | ◯ |
3アプリ比較
minnne | creema | メルカリ | |
登録者数 | 58万人 | 16万人 | 2,216万人 |
作品数 | 1050万点 | 850万点 | 不明 |
手数料 | 10%(税抜) | 8%〜12%(税抜) | 10%(税抜) |
売れやすさ | ◯ | △ | ◯ |
今回紹介した3つのアプリですが、実際に初心者におすすめなのは「minne」か「メルカリ」の2つがいいでしょう。
2つとも初心者が入りやすい体制が整っているのですが、登録者数と作品数がどちらも多いので収入を増やしていくには作品数を出していったり他の作品と差別化を図ったりしていく必要は出てきます。
手数料はほぼ同じのため、あまり考慮しなくてもいいでしょう。
まとめ
今回は主婦がハンドメイド作品の販売で収入を得ることができるのかというお話でした。
実際に紹介したように副業として収入を得ることはできます。
ただ、実際に稼いでいくとなるとただ作るだけではなく、他の作品と差別化を図ったり、露出を増やしたりと頑張らなければ行けない部分も多くなります。
本気で稼ごうと腰を据えてしたほうがもちろん売れますが、まずは自分の作品を作ってみて取り敢えず出品してみるのがいいでしょう。
自分の好きなことをしてそれがお金になると自信にも繋がりますし、どうせ空き時間でするくらいなら時間もそれほど無駄にはなりません。
何個か作ってみて、これからも作り続けられる気がする!と感じたら腰を据えてやってみましょう。
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