2018年に副業が解禁してからというもの、多くのサラリーマンが副業を始めようと動き出しました。
副業を始めようと考えたものの、どんな副業が稼げるのか、これから始める方は分かりづらいですよね。
なので今回は実際に副業をしている人の声を参考におすすめしたい副業を5つ、さらに副業で稼ぐ際のコツを合わせて紹介します!
サラリーマンが副業をしたほうがいい理由
「会社から安定した給料は払われてるから、特に副業は考えてない」
という方もいるかも知れませんが、これからの令和時代を生きていくなら、なるべく副業はした方がいいです。
まずはサラリーマンがなぜ副業をしたほうがいいのか、という問いに答えていきます。
終身雇用・年功序列の廃止
まず「終身雇用・年功序列の廃止」というのが大きな要因の1つです。
2019年にトヨタ自動車の社長が「終身雇用の維持は難しい」と発言したことや、経団連の会長が「終身雇用を守れない」と発言したことはまだ記憶に新しいでしょう。
こうした大企業が終身雇用ができないと発表している中、より中小の企業が人を雇い続けるのは難しくなってきます。
また昔からの風習である年功序列という考えがなくなり、能力のあるものが評価される時代になりました。
そんな中、企業に依存せずに収入が入ってくる副業を初めておくのは、最悪のリスクを避ける方法の1つになります。
年金が減る
年金の平均支給額は年々減っています。
平均寿命が85歳と言われている現在の日本では、65歳で会社を退職した後もおよそ20年間は生活を続ける人が多いはず。
年金が減っている中、貯金を切り崩して生活をしていこうと考えている人も多いと思います。
ただ支払う税金の増加や、年功序列の廃止などでしっかりとした資産を築くのが難しくなっているのが現状です。
会社からの給与だけでなんとかなるだろうと考えている人や、老後の生活をあまり意識していない人は、より生きにくい社会へと変わっていくと考えられます。
日本全体が副業を推奨している
昔は副業をしようと思っても、企業に属している限り副業をすることは難しい世の中でした。
ただ現在は企業としても「副業をしてほしい」という考えが広まっています。
今このタイミングで副業を始めなければ、気づけば職を失い、お金が入ってこない、年金だけでは生活できないという負のスパイラルにおちいるでしょう。
今、社会全体として「副業をしたほうがいいんじゃないか」と動いている時こそ、ぜひ副業にチャレンジしてみてください。
サラリーマンにおすすめの副業5選と収入の目安
では実際にサラリーマンが副業をする際におすすめの副業について5つ厳選したので紹介します。
あくまで本業があっての副業なので、苦痛をともなうものを選んで、本業にも影響を及ぼしては元も子もないですから。
コツコツ続けるのが得意な人なら「ブログ」
副業を始めようと考えてネットで調べた際に、必ず書いているのが「ブログ、またはアフィリエイト」でしょう。
今回はより副業として始めやすいブログについて紹介します。
ブログが向いている人はコツコツ続けるのが得意な人、自分の体験を発信していくのが好きな人です。
稼ぎ方を簡単に説明すると、自分が感じたことや知識を書き、読んでくれる読者を増やして収入を得ていきます。
メリットとしては
- 簡単に始められる
- 1度稼げると寝ている間も稼げる
- 特殊なスキルが必要ない
という3つ大きくあげられます。
ただ大きなデメリットが1つあり、すぐには稼ぐことができないというものです。
多くのアクセスを集めるには、やはりコツコツ続けるのが重要になってきます。
収入の目安は「数千円〜3万程度」でしょうか。
ブログに関しては、個人の発信力などによるところもあるのですが、収入の感覚としてはコツコツ続けて3ヶ月でおよそ5千円を目指す感覚がいいです。
文章を書くのが好きな人は「webライティング」
文章を書くのが好きな人にはぜひ「webライティング」をおすすめします。
webライティングとは名前の通り、ネット上の記事を書く仕事です。
稼ぐ仕組みは「クラウドソーシング」と呼ばれる、記事を書いて欲しい人と書いて稼ぎたい人をつなげるサービスがあるので、サイトに登録して仕事を行います。
自分の体験談やなどを書く記事や、アンケートなど未経験でもすぐ始められるのが特徴です。
副業で始めることを考えると「1万〜5万」でしょう。
webライティングは続けていくと単価が上がったりするので、副業で続けていると10万を超えたという方も多いのは事実です。
まずは5万を目指しつつ、自分のスキルを高めていきましょう。
パソコン以外で稼ぎたいなら「タイムチケット」
上記2つは主にパソコンを使って稼ぐ副業でした。
ただパソコンを持っていない場合や、パソコンを使うのは大変だから嫌だという人には「タイムチケット」をおすすめします。
タイムチケットとは、自分の時間を30分単位で「チケット化」して提供し、対価として収入を得る仕組みです。
面白いのは「恋愛、仕事に関する相談」「お昼ご飯を一緒に食べる」など、スキルが必要ないものまで収入に変えられるということ。
アプリがあるので登録して、自分のできることをチケットにして売るという簡単なものですので、まずは気軽に初めてみるのがいいでしょう。
収入の目安としては「〜3万程度」です。
10万以上稼ぐ方もおられますが、タイムチケットは時間の切り売りなのでお金を稼ごうと考えるほど自分の時間がなくなっていくので、まずは小さい金額から目指しましょう。
勉強をするのが好きなら「プログラミング」
今プログラミングの需要は高まる一方です。
さらに個人が簡単にプログラミングを学ぶ環境も整って来ています。
ただプログラミングは誰でも始められるのですが、勉強期間はある程度は必要ですし、時間も十分かけられるような人の方がいいでしょう。
収入の目安は「5万〜10万」です。
プログラミングは上手くいけば20万、30万も目指せるので勉強する価値はあるでしょう。
何かを作るのが好きなら「動画編集」
プログラミングと同じくこれからは動画編集の時代だといわれています。
学習環境も整っており、普段からYou Tubeをよく見る人や、動画を撮る人などにはおすすめです。
ただ動画編集をするためにはスペックの高いパソコンを買ったり、アプリの操作を覚えたりといろいろ作業が増えてしまうのがデメリットですね。
収入の目安は「5万〜10万」
こちらも個人の力量などに左右されますが、上手く行けば30万も目指すことができるでしょう。
副業で稼ぐコツ3つ
では上記5つ以外にも、副業と呼ばれるものに共通する稼ぐコツを紹介します。
小さな成功を積み上げる
まずは少ない金額でも稼いでいくのが大事です。
一見稼ぐコツのように思われないかもしれませんが、大きな金額ばかりを夢見すぎて稼げずに挫折してきた人はこれまでたくさんいます。
これは「副業」なんだと考えて、少しでも稼げることを知ることから始めていきましょう。
たった月1万増えただけでも、年収が12万増えると考えるとかなりすごいですよね。
まずは数百円、その次に数千円と積み上げていくと気づけば大きなお金を稼げているというのが副業です。
得意分野で戦う
やはり不得意な分野で作業をしていても、モチベーションやスキルの関係で収益を伸ばすのは難しいです。
たとえばサッカーが好きなら「サッカーに詳しい記事が書けます」や、話を聞くのが上手なら「お悩み相談承ります」など自分の得意分野で仕事をすると成果に繋がりやすいですね。
何が自分にとって得意かまだわからない方も多いと思うので、そういった時はまず自分の好きなことや趣味で、仕事につなげることはできないかなどを考えるといいでしょう。
またどういった副業があるのかも、常に調べていると見つけやすいです。
今回紹介した5つの副業は未経験でも始めらるため、おすすめだと紹介しましたが、実際にはもっと多くの副業があります。
これは自分でもできそうだと感じられるものを見つけるまでは、やはりいろいろな分野に挑戦することは大事です。
無理をしない
3つ目のコツは「無理をしない」です。
サラリーマンとして会社で働いているということは、もちろん給料も発生しているのでいい加減な仕事はできません。
それなのに副業を頑張りすぎて睡眠不足などで、上司に怒られたり商談を失敗したりと本業でもミスをしてしまうと収入を上げるどころの話ではなくなってしまいます。
確かに会社に依存せずに収入を得ることは大事ですし、今後必ず必要になってくることではありますが、まずは無理をしないことです。
副業で稼ぐことに慣れるまでは、余裕を持って作業を行いましょう。
注意!副業をおすすめしない人の特徴と改善策
これほど大事だと語ってきた副業ですが、じつは副業に向いていない人というのも残念ながらいます。
まずは自分がその特徴に当てはまっていないか、また当てはまっていた場合はどういった対策をとればいいのかを見ていきましょう。
自己管理ができない
副業を始める上で1番大事になる能力が「自己管理能力」です。
自己管理とは「明日朝から会議だから今日は早く寝よう」や「この日はこの予定、次の日はあの予定」という風に、自分の生活やスケジュールを管理する能力のことです。
副業といえど、お金をもらってやっていることなので責任がでてきます。
なのに締切を忘れていたり、会社の予定とバッティングしていたり、作業のしすぎで寝坊したりなど、自己管理が甘い人は必ず失敗するでしょう。
会社で働いていた場合は、すくなくとも時間の管理やスケジュールなど会社側が管理していたところもあると思います。
ですが副業は個人で行うため、自分で時間や日程を考えなくてはいけません。自己管理能力が低いとどちらの仕事にも影響を及ぼすでしょう。
改善策としては、まず副業を始める前に本業の方で自分で管理する癖を身につけることです。
例えばプレゼン資料の締切を自分で早めてみたり、就寝時間を決めるなどの簡単なことでもかまいません。
まずは小さなことから慣れさせて、習慣にしていきましょう。
結果を急ぐ人
目標を高く持つのはいいことです。
ただ副業に関しては結果ばかりを目標にしていると、結果が出ない期間が長すぎてストレスが溜まったり、焦りや不安、最悪挫折してしまうことだってあります。
改善策は、自分が理想と現実のギャップで挫折しないよう、長い目で見ることです。
結果は必ずついてきます。まずは小さな成功を積み重ねることから始めてください。
副業をキャリアアップに使う
では最後に副業を続けた先の話をしましょう。
もちろん副業という形をとりながら会社で働いて、貯金をため定年して生活をするというのも1つの選択肢かもしれません。
ですがぜひ副業を頑張ろうと考えている方は、この第2の選択肢も知っておいてください。
それは何かというと「転職」という選択肢です。
ぜひ副業で稼げるようになったら「個人で稼げる業界」を覗いてみてください。
副業で、個人で稼げるスキルとノウハウは積み重ねてきたため、それを活かせます。
またwebライターや動画編集者、プログラマーなどはこれから需要がどんどん増えてくるといわれています。
個人で稼ぐ時代がもう来るのです。ぜひ会社に依存しない生き方というのを達成してみてください
まとめ
サラリーマンに人気の副業は
- ブログ
- webライティング
- タイムチケット
- プログラミング
- 動画編集
でした。特に上記5つは未経験でも始められるので、初めて取り組む副業におすすめです。
今回紹介した5つ以外にも多くの副業があるため、いろいろ探してみてください。自分にあった副業が見つかるでしょう。
また副業を自分のキャリアアップにつなげて年収をあげたり、個人で稼いでいくという生き方もでてきましたね。
副業で稼いでいくには自己管理能力と、結果を長い目で見るという力が必要なので、今欠けているなと思う方は少しずつ鍛えていきましょう。
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