本記事では、イラストレーターの仕事内容はもちろん、メリットやデメリット、必要なスキルやツールなどをご紹介しています。
「未経験だけど在宅でできる仕事をしたい」
「家事や育児の合間にイラストレーターに挑戦してみたい!」
「主婦でも何か手に職をつけたい」
という方におすすめの内容です。
最後には、イラストレーターとしてデビューするための簡単なロードマップもまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
イラストレーターってなに?
イラストレーターは、主にクライアントから依頼を受けてイラストを作成し、納品するお仕事です。紙媒体に掲載するイラストはもちろん、ポスターや広告、Webやゲームのキャラクター制作など、様々なお仕事があります。
イラストレーターは在宅でもできる!
イラストレーターのお仕事は、基本的に最低限のスキルさえ身に着けてしまえれば、在宅でもできます。そのため、主婦で家事や育児の合間にお仕事したい方におすすめです。
未経験・資格なしでもイラストレーターにはなれる?
結論、未経験や資格がなくてもイラストレーターにはなれます!
「イラストレーター」と聞くと、つい専門的なスキルが必要だと思われるかもしれません。
出身大学を気にされてしまうこともあるかもしれますが、実際に30代や40代から未経験でイラストのお仕事をされた方も多くいらっしゃいます。
最近ではSNSや動画を利用して無料でイラストの勉強もできますし、クラウドワークスなどを利用すればお仕事に繋げることも可能ですよ。
イラストレーターのメリットやデメリット
メリット
場所を選ばず仕事ができる
在宅でのイラストレーターは、仕事道具さえあればどこでも仕事ができることがメリットの1つです。自宅でも作業はもちろん、お気に入りのカフェやホテルのラウンジなどでもお仕事ができます。家の中でも、寝室やリビングなど場所を変えて作業することができます。
好きな時間に自分のペースで仕事ができる
フリーランスに限ってしまいますが、好きな時間に、自分のペースで仕事ができることもメリットです。日中はどうしても家事や育児でバタバタしてしまうのであれば、夜お子さんが就寝されたあとに、少しだけお仕事することも可能です。
自分の得意なことを仕事にできる
イラストを描くことが好きな方には、何よりも自分の好きなこと、得意なことを仕事にできることが魅力なのではないでしょうか。自分の創り上げたものが、購入され、喜んでもらえるので、とてもやりがいのある仕事といえます。
デメリット
軌道にのるまでは収入が安定しない
未経験で在宅イラストレーターを始める場合、軌道にのるまでは収入が安定しないことがデメリットです。
実績が少ないうちは受注単価も低く、作業量に対しての収入額に最初は愕然としてしまうかもしれません。しかし実績をコツコツ積んで、クライアントさんとの信頼関係を築けていけば単価交渉も可能です。
すぐに成果が出なくても、諦めずにスキルを磨いていきましょう。
自己管理が大変
在宅でのお仕事は、イラストレーターに限らず自己管理が大変です。会社での仕事と違い、自宅なのでついつい気が緩んでしまい、だらけてしまいます。気付いたら納期まで時間がない…!ということも。
自分のお尻は自分で叩いて行動しなければならないのが苦手な方には、デメリットと感じるかもしれません。
イラストレーターになるには何が必要?
これからイラストレーターを始めたいとお考えの場合、ご紹介するアイテムはどれもお持ちではないかもしれません。
いずれも安価とはいえないものなので、ご自身のお財布とも相談しつつ、無理しない程度に、まずは最低限なくてはならないものから揃えていきましょう!
おすすめのパソコン
パソコンは、お持ちのパソコンで構いません。
イラストのお仕事は幅広いため、方向性が見えたタイミングで業務内容に合ったスペックのパソコンを購入することをおすすめします。
パソコンをお持ちでない方は、お金に余裕があればCPUはCore i5以上、メモリは16GB以上をおすすめします。また、データの取り扱い上SSDが搭載されていると作業がスムーズに行えます。
ペンタブレット
イラストをどんどん手で描いていきたいということであれば、ペンタブレットは事前に用意しておきましょう。
ペンタブは主に2種類あります。1つはペンタブレット(板タブレット・ペンタブ)と呼ばれる、PCに繋ぎ、画面を見ながらタブレット上でイラストを描いていくものです。
もう1つは液晶タブレット(液タブ)と呼ばれるもので、液晶タブレットの画面に描いたイラストそのまま表示されるタイプがあります。
iPadとApple Pencil
持ち運びを重視して、いつでもどこでも仕事ができるようにしたい!ということであればiPadとApplePencilもおすすめです。
別途イラストのアプリを購入する必要がありますが、ほとんどは買い切りとなっています。
さらに別売りのキーボードを装着すると、パソコンと同様にタイピングができますよ。
Adobeのソフト
Adobeのソフトは複数ありますが、業務内容に沿って試してみることをおすすめします。
利用するためには月額料(もしくは年額料)がかかりますので、イラスト制作業務が軌道にのってきたら購入を考えてみてもいいかもしれません。
Illustrator(通称:イラレ)
主にイラストを描いたり、ロゴの作成をしたりする際に使われるソフトです。
イラストレーターやキャラクターデザイナーなど、0から何かを生み出す際に使うものとイメージすると分かりやすいかもしれません。
Photoshop(通称:フォトショ)
主に写真やイラストを加工・合成・補正するために使われるソフトです。
例えば撮った人物写真の肌を綺麗に加工するなど、すでに素材がある上での微調整をするものです。
初心者の方におすすめのイラスト勉強方法3選
Youtubeを視聴しながら楽しく勉強
最近ではYoutubeでもイラストを勉強できる動画が沢山上がっています。実際にイラストレーターさんの手元を見て学ぶことができるので、参考にしやすい点でおすすめです。
「イラストレーター 未経験」「イラストレーター 独学」などで検索すると、今のフェーズにあった動画を探すことができますよ♪
オンラインスクールに参加して仲間と勉強
時間やお金に余裕のある方は、オンラインスクールなどに参加して、基礎から勉強することもおすすめです。
スクールの何よりも魅力的な点は、同じレベルの仲間が沢山いること。お互い刺激にもなりますし、色々な情報交換もできるので、興味がある方は体験会から参加してみてもいいかもしれません。
書籍でもくもくと勉強
もちろん、まずはしっかり基礎を叩き込みたいという方は書籍で勉強することも良いでしょう。
ただし、イラストは絵を描くことで上達していきますので、数冊読んである程度知識が溜まった、と思ったらどんどん実践に移していくことをおすすめします。
イラストレーターとしてデビューするためには?
①まずは実績を積もう
未経験でイラストレーターとしてデビューするためには、なによりも「実績」が大切です。
クライアントは、あなたがどんなイラストを作成してきて、どれだけ信頼できる人なのかを重視しているからです。会社に所属せず、フリーランスとして仕事をしていくなら、尚更重要になります。
もちろんいきなり仕事を受注しても問題ありませんが、最初は怖気づいてしまいますよね。
そんな時は、いくつか自分でテーマを決めてイラストを制作してみましょう。実際に購入されていなくても、実績としてアピールに繋がります。
②ポートフォリオを作って実績をまとめよう
ポートフォリオはPowerPointなどでまとめてもいいですし、最近はnoteやInstagram、PinterestなどのSNSで作成している方も多く見受けられます。
自分の名刺代わりともなるポートフォリオは、1件でも実績が溜まったら作っておきましょう。
イラストの場合は、言葉で説明するよりも、制作したものをそのままクライアントに見てもらうほうが伝わりやすいこともあります。
なお、クライアントから依頼の上で制作したイラストに関しては、著作権の問題がありますので、実績として公開しても良いか必ず確認をとりましょう。
③SNSアカウントを作って自分の作品を発信しよう
ポートフォリオを作ったら、多くの人に見てもらえるようにSNSでも発信をしてみましょう。
こんなときに、TwitterやnoteなどのSNSだと拡散がされやすいのでおすすめです。思わぬところで、思わぬ人に見つけてもらい、お仕事に繋がることも多くあります。
積極的に自分の作品を世に出してみましょう♪
④クラウドソーシングに登録してお仕事を発注しよう
実際にお仕事はどこから受注すれば良いのでしょうか?
ここではイラストの仕事を見つけるためにおすすめのサービスを3つご紹介します。
ココナラ
自分の商品を掲載し、自分が得意なスキルを売ることができます。
例えば「似顔絵を描くこと」が得意なのであれば、実際描いたイラスト(実績)と「似顔絵描きます」といった形で、あなたの商品を出品するのです。
あなたのイラストを”いいな、描いて欲しいな”と思った方が応募してきてくれるので、依頼内容の齟齬が起こりづらく初めて出品するのに利用しやすいでしょう。
クラウドワークスやLancers
クラウドワークスやLancersなどのクラウドワークスは、クライアントが「こんなイラストを描いてください」というものに対してユーザーが提案をし、通過した場合に仕事の受注となります。
2つのサービスはそこまで大きな違いはありませんが、クラウドワークスのほうが案件が多いと言われています。
どちらも登録は無料なので、実際に試し、使いやすいと感じた方で実績を積んでいくことをおすすめします。
しかし、いずれも相場より低単価で仕事が発注されるケースも少なくありません。自分は未経験だから…といっていつまでも低単価で仕事を受注してしまうと疲弊してしまいます。そのため、悪質な案件に捕まらないように見極めが必要となります。
まとめ
未経験の主婦でも在宅イラストレーターになることは可能です!
はじめは、どこから手をつけていいのか分からないですよね。
しかしいつまでも「まずは基礎を勉強をして、知識をつけていかないと…」と思っていると仕事には繋がりません。ある程度期限を決めて基礎学習をし、えいや!でお仕事を受注することが一番のスキルアップへの近道となります。
いくら頭で基礎を理解していても、実際に手を動かすときはすぐに活用できないものです。
ぜひ本記事を参考に、自分の希望の働き方を叶えていきましょう!
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